那覇で何度ほぐしても肩こりが戻る方へ|巻き肩・猫背を作る「前側の筋肉」から根本改善する深層筋鍼治療
「マッサージに行った日は楽になるけど、次の日にはもう元通り」「肩こりで鍼灸院に通っているのに、何年経っても根本的には変わらない気がする」。那覇市首里の北京堂鍼灸首里いじゅ治療院には、そんな声を持って来院される方が本当に多くいらっしゃいます。
正直に言うと、これは施術が悪いというより「見ている場所が違う」ことが原因であるケースがとても多いです。今日は、肩こり・首こりがなぜ何度ほぐしても戻ってしまうのか、その根本にある「巻き肩・猫背」という姿勢の問題から解説していきます。
凝りが出るエリアと、実はセットで硬くなっている筋肉
首・肩の凝りは、感じている場所だけを診ていても本当の原因にたどり着けないことがあります。当院では、凝りが出やすいエリアごとに、その奥や周辺で連動して硬くなっている筋肉をセットで確認しています。
- 首筋から肩にかけての張り(僧帽筋):肩甲骨の内側にある肩甲下筋や、肩を覆う三角筋も一緒に硬くなっていることが多い部位です。
- 耳の後ろ、首の側面の凝り:顎周りの筋肉(側頭筋・咬筋)や、三角筋の前側、背中の脊柱起立筋の緊張とセットで出やすい部位です。噛みしめ・食いしばりのクセがある方によく見られます。
- 肩甲骨の内側の重だるさ:ここは肩甲背神経という神経が周囲の筋肉に締め付けられて痛みを出していることが多く、実は首の横にある斜角筋という筋肉が原因になっているケースが目立ちます。
- 肩甲骨の外側(脇の下に近い部分)の張り:胸の前側にある大胸筋・小胸筋や、肩の内側にある肩甲下筋が縮んでいることの現れであることが多い部位です。
- 後頭部の重だるさ:背中の脊柱起立筋や、二の腕の裏(上腕三頭筋)の緊張とセットで出やすい部位です。
このように、首・肩の凝りは一つの筋肉だけの問題ではなく、複数の筋肉が連動して硬くなっているネットワークのような状態になっています。
なぜほぐしてもすぐ戻るのか|巻き肩・猫背という根本原因
ここが今日一番お伝えしたいポイントです。人間は基本的に、パソコン作業、スマートフォン、家事、育児など、胸や お腹の前側で作業をする生き物です。仕事や作業を頑張れば頑張るほど、体は自然と「巻き肩・猫背」という姿勢に傾いていきます。
このとき、先ほど挙げた「凝りやすいエリア」(首筋から肩、耳の後ろ、肩甲骨の内側、肩甲骨の外側、後頭部)の筋肉は、常に伸ばされながら働かされる「エキセントリック収縮」という状態に置かれています。これは筋トレで言えば、一番きつい負荷のかけ方が延々と続いているようなものです。だからこそ、この背面の筋肉は疲労しやすく、痛みや凝りとして表に出てくるのです。
そして、ここに施術の落とし穴があります。凝りが出ている背面の筋肉(僧帽筋・脊柱起立筋・棘下筋・小円筋・大円筋など)をほぐしても、その場は楽になりますが、すぐに元に戻ってしまいます。なぜなら、巻き肩・猫背という悪い姿勢そのものを作っている本当の原因は、体の前側で縮み続けている筋肉(斜角筋、大胸筋・小胸筋、肩甲下筋など)にあるからです。この前側の筋肉を緩めて伸ばさない限り、悪い姿勢は変わらず、背面の筋肉は何度ほぐしても再び疲労し、凝りをぶり返します。
前側の筋肉は気づかれにくい
厄介なことに、この前側で縮み続けている筋肉たちは、運動やストレッチをしない限り弾力を失って硬くなり、線維化していきます。それにもかかわらず、痛みとしてはあまり自覚されないため、本人も気づかないまま何年も放置されていることが少なくありません。「肩や首は痛いのに、胸や首の前側は特に気にしたことがない」という方は、まさにこのパターンに当てはまります。
さらに奥にある原因へ|深層からのアプローチ
実は、原因筋とされる斜角筋や肩甲下筋にも、それぞれをさらに緩めるための奥のポイントがあります。斜角筋の場合は前腕の屈筋群や胸椎の中〜下部、鎖骨の下あたりの深層の硬さが関係し、肩甲下筋の場合は背中の脊柱起立筋の深層や二の腕の裏側(上腕三頭筋の内側)の硬さが関係していることがあります。これらの奥のポイントまで含めて評価・施術することで、表面だけを追いかけるのではない、多層的な根本治療が可能になります。
北京堂浅野式・深層筋鍼治療でのアプローチ
当院の施術の土台には「痛みの根本原因は血流不足とそれによる深層筋の線維化にある」という浅野先生の理論があります。長時間の同一姿勢や、前側で縮み続ける負荷が続くと、筋繊維は弾力を失ったコラーゲン組織に置き換わっていきます。線維化した組織は血流をさらに悪くし、悪循環が固定化します。表面的なマッサージやストレッチでは、この線維化した深層まで届きません。
当院では、患者さんの筋肉量や硬さに合わせて長さを調整した鍼で、僧帽筋や脊柱起立筋といった背面の筋肉だけでなく、斜角筋・大胸筋・小胸筋・肩甲下筋といった前側の深層筋にも直接アプローチします。当院では一般的な鍼灸院より強めの刺激を用い、鍼を留置する置鍼を行っています。置鍼によって軸索反射という反応が起こり、刺激した神経領域全体の血流が回復する時間をしっかり確保します。鍼が正しい深さに届くと「得気(とっき)」と呼ばれる、じんわりとした重だるい独特の感覚が得られることが多く、これが目的の筋肉に届いているサインでもあります。
自宅でできるセルフケア(ただし限界もあります)
- 胸を開くストレッチ:壁や柱に前腕を当て、体を前に開くように胸の前側を伸ばします。大胸筋・小胸筋にじんわり伸びを感じるところで20〜30秒キープ。
- 首の側屈ストレッチ:椅子に座り、片手で頭を軽く横に倒し、反対側の首筋を伸ばします。斜角筋を意識しながら呼吸を止めずに20秒キープ。
ただし、これらのセルフケアで届くのはあくまで表層に近い部分です。長年かけて線維化してしまった前側の深層の硬さには、正直なところセルフケアだけでは限界があります。前側が緩んで伸びれば、胸は自然に張れるようになり、頭も背骨の上にきちんと乗るようになるため、筋肉が余計な力を使わなくても頭の重さを支えられるようになります。姿勢がきれいに見えるだけでなく、筋肉が疲れにくくなり痛みも出にくくなる、血流が良くなり代謝が上がる、体が楽になることで気分も明るくなる、といった変化にもつながっていきます。
那覇市首里から、根本改善のお手伝いを
北京堂鍼灸首里いじゅ治療院は那覇市首里にあり、那覇市内はもちろん浦添・宜野湾・糸満・豊見城からも多くの方に通っていただいています。「何度ほぐしても戻ってしまう」肩こり・首こりでお悩みの方は、症状が出ている場所だけでなく、その原因となっている前側の筋肉まで、一度しっかり診させてください。公式ホームページから24時間ネット予約が可能です。
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那覇市首里の北京堂鍼灸首里いじゅ治療院。何度ほぐしても戻る肩こり・首こりの根本原因は巻き肩・猫背を作る前側の筋肉にあります。深層筋鍼治療での根本改善を解説します。
肩こりをほぐしてもすぐ戻る、それは背面じゃなく前側(胸・首の前)の筋肉が縮んでるからかも。巻き肩・猫背の根本原因から深層筋鍼治療でアプローチする理由を解説しました💪