アキレス腱の痛みが消えない3つのタイプ|那覇でアキレス腱炎の鍼灸院をお探しの方へ
「アキレス腱のあたりが常に張っている」「歩き始めの一歩目がズキッとする」「マラソン大会の後、何日経っても腱の硬さが取れない」。
那覇・首里いじゅ治療院には、アキレス腱炎でこういった悩みを抱えた方が、本当にいろんな形でいらっしゃいます。整形外科でシップと安静を指示されただけ、整骨院やマッサージに通ってはみたものの、揉んでもらった直後は楽になるのにすぐ元に戻る…。そんな声をよく聞きます。
実はアキレス腱炎は「アキレス腱そのもの」だけを診ていても、なかなか根本的には変わりません。当院で本当に注目しているのは、その奥にあるヒラメ筋の深層と後脛骨筋という2つの筋肉です。今回は、実際によくいらっしゃる3つのタイプの患者さんの症例を通して、なぜこの2つの筋肉が重要なのか、那覇でアキレス腱炎の鍼灸院をお探しの方に向けてお話しします。
タイプ①:ランナー・ジョギング愛好者に多い「着地の衝撃吸収不足」タイプ
那覇の国際通り周辺や、末吉公園、奥武山公園などを走る市民ランナーの方によく見られるタイプです。走行距離が急に伸びた時期、または大会前の追い込み期に発症するケースが多く見られます。
ランニングでは、着地の瞬間にアキレス腱・ふくらはぎに体重の2〜3倍もの負荷がかかると言われています。この衝撃を吸収しているのが、表層の腓腹筋だけでなく、その深層にあるヒラメ筋です。ヒラメ筋は膝をまたがない単関節筋で、足関節の底屈(つま先を下に向ける動き)を担い、歩行・走行時の推進力とブレーキングの両方に関わっています。ヒラメ筋の深層部が使いすぎで硬く変性してくると、アキレス腱への牽引力が常にかかった状態になり、腱そのものに炎症や微細な損傷が起きやすくなります。
「表面のふくらはぎのマッサージだけでは全然変わらなかった」という方の多くが、実はこのヒラメ筋深層の硬さを見落とされているケースです。
タイプ②:バスケ・バレーなどジャンプ系競技者に多い「後脛骨筋の機能低下」タイプ
沖縄県内の高校・大学でバスケットボールやバレーボールをしている選手にもアキレス腱炎はよく見られます。ジャンプの着地時、足関節が内側に倒れ込む(オーバープロネーション)動きを繰り返すことで、足関節の内側にある後脛骨筋に大きな負担がかかります。
後脛骨筋は下腿の深層を通り、内くるぶしの後ろを回り込んで足の内側(舟状骨付近)に付着する筋肉で、脛骨神経の支配を受けています。この筋肉が硬く弱くなると、足のアーチ(土踏まず)を支える機能が落ち、着地のたびに足部が不安定になります。すると、アキレス腱やその周囲の組織が、本来後脛骨筋が担うべき安定性まで肩代わりすることになり、慢性的な炎症につながっていきます。
「病院でオーバーユース(使いすぎ)と言われたが、練習を休んでも治らない」という選手ほど、後脛骨筋そのものへの深いアプローチが必要になるケースが多いです。
タイプ③:立ち仕事・中高年の方に多い「加齢による腱の変性」タイプ
接客業や調理師など、一日中立ちっぱなしの仕事をされている方、また40代以降で運動を再開された方にもアキレス腱炎はよく見られます。加齢によってアキレス腱そのものの水分量・弾力性が低下してくることに加え、ヒラメ筋・後脛骨筋の柔軟性が落ちていることで、日常のちょっとした歩行だけでも腱に負担がかかりやすい状態になっています。
このタイプは急激な運動負荷というより、日々の積み重ねで少しずつ悪化していくため、「いつからか分からないけど、朝の一歩目だけ痛い」という訴え方をされる方が多いのが特徴です。
なぜ表面をほぐしても治らないのか|線維化という視点
この3つのタイプに共通しているのが、慢性的な負荷によって筋肉の一部が線維化しているという状態です。線維化とは、慢性的な血流不足と炎症の繰り返しによって、本来の弾力を持った筋線維がコラーゲン組織に置き換わり、硬く変性してしまうことを指します。線維化は特に、ヒラメ筋のような分厚い深層筋の内部や、腱への付着部に起こりやすいという特徴があります。
ここまで組織が変性してしまうと、表面的なマッサージやストレッチ、温熱といった一般的なケアでは、なかなか変化を起こすことができません。当院では、この線維化して硬くなった組織そのものに、鍼で機械的な刺激を直接加え、こり固まった筋線維をほぐして組織の入れ替わりを促すという特殊な刺鍼法を用いています。これは表面的な施術では届かない場所にこそ意味を持つアプローチであり、「何ヶ月も治らない」「他院で改善しなかった」アキレス腱炎にこそ、本来の効果を発揮します。
当院の施術について|強い刺激と置鍼
ヒラメ筋深層・後脛骨筋といった深部の筋肉にしっかり届かせるため、当院では長く太い鍼を使用します。一般的な鍼灸治療に比較して強い刺激を使い、置鍼を行います。これは、鍼を一定時間留置することで軸索反射という体の反応を引き出し、刺激した神経領域全体に血流改善・鎮痛効果を波及させるためで、北京堂浅野式の施術において欠かせない要素です。刺激量は、患者さんの体格や症状の程度に合わせて調整していますので、ご不安な方は施術前に遠慮なくお伝えください。
日常生活で気をつけたいこと
アキレス腱炎の方に多いのが、ヒールのある靴や底の薄いサンダルを日常的に履いていること、また沖縄特有の坂道の多い地形での歩行です。首里城周辺は坂道や石畳が多く、無意識のうちにふくらはぎ・アキレス腱に負担がかかりやすい環境と言えます。通勤や買い物などで坂道を歩く機会が多い方は、クッション性のある靴を選ぶだけでも負担を減らすことができます。また、デスクワークで座りっぱなしの時間が長い方も、ヒラメ筋・後脛骨筋の血流が悪くなりやすいため、時々かかとの上げ下げ運動を挟むことをおすすめします。
ご自宅でできるセルフケア
①タオルギャザー(後脛骨筋・足部内在筋のケア)
床にタオルを広げ、椅子に座った状態で足の指だけを使ってタオルをたぐり寄せます。足のアーチを支える筋肉を活性化させるのに役立ちます。1日1〜2セット、無理のない範囲で行ってください。
②壁を使ったふくらはぎストレッチ(ヒラメ筋)
壁に両手をつき、痛みのある方の足を後ろに引いて、膝を軽く曲げたまま重心を前にかけます。膝を伸ばした状態では腓腹筋、膝を曲げた状態ではヒラメ筋によく伸びを感じられます。20〜30秒キープを2〜3セット、痛みが強く出ない範囲で行ってください。
ただし、これらのセルフケアはあくまで表層〜中間層へのアプローチです。深層で線維化してしまった組織にまで変化を起こすには限界があるため、何ヶ月も続いている痛みには、専門的な施術と組み合わせることをおすすめします。
那覇・首里いじゅ治療院について
当院「北京堂鍼灸首里いじゅ治療院」は、沖縄県那覇市首里にある、硬い筋肉の凝りによる症状を専門とする鍼灸院です。施術者の伊集和重は鍼灸師歴18年、施術回数3万5000回以上。北京堂浅野式の技術をベースに、長く太い鍼を使い、アキレス腱炎の背景にあるヒラメ筋深層・後脛骨筋といった深層筋・線維化した組織へ直接アプローチする施術を行っています。那覇市内はもちろん、浦添・宜野湾・糸満・豊見城からも多くの方にお越しいただいております。「アキレス腱炎の鍼灸院を那覇で探している」という方は、一度当院までご相談ください。
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那覇でアキレス腱炎にお悩みの方へ。ランナー・ジャンプ系競技者・立ち仕事、タイプ別に見るヒラメ筋深層・後脛骨筋への深層筋鍼治療を首里いじゅ治療院の鍼灸師が解説します。
アキレス腱炎、実は「腱」より奥のヒラメ筋深層・後脛骨筋が原因のことが多いんです。ランナー、バスケ・バレー選手、立ち仕事の方…タイプ別に深層筋の硬さを診て、深く長い鍼でアプローチしています😊